Guideline



〈弁護士監修〉安心して推し香水をお楽しみ頂くためのガイドライン
-適法で健全な推し香水文化のために-


【Scently の想い】

推し香水という文化は、まだまだ新しいものであり、法的なルールがあいまいになってしまっている部分がまだまだあります。Scentlyではこのたび、皆様に安心して推し香水を楽しんで頂くために、顧問弁護士の監修のもと下記に分かりやすいガイドラインを作りました。

 

Scentlyは、日本トップクラスの規模の香料メーカーや、高い専門知識を持つ調香師と連携しながらサービスを運営しており、こちらのガイドラインを通じて、より安心して使えて、より魅力あふれる推し香水サービスがご提供できるよう、これからも全力を尽くしていきます。

【3つのガイドライン】

  1. 他者が持つ権利を侵害しないよう、ご注意ください

オーダーシートに、他者が権利を持つキャラクター名を記載することや、他者が権利を持つキャラクター画像のURLなどを添付することのないよう、ご注意をお願いいたします。みなさまが思い描く推しの姿や性格、特徴、背景等は、存分にオーダーシートに表現して頂けますと幸いです。

もちろん、弊社からお届けしている香りの解説レターについても、他者の権利を侵害しないよう、厳重なルールを定めており、それゆえにSNSにアップして頂くことができます
 

  1. 「薬機法」を遵守するために「パーソナライズ」という仕組みです
香水は化粧品であり、すべて「薬機法」 (正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び 安全性の確保等に関する法律)上で定められた、商品の詳細に関する都道府県への届出を、各商品において行う必要があります。

もし「世界に完全に一つだけ」の完全オーダーメイドですと、お客様にお届けする商品全て(数千本~数万本の単位)を全数都道府県に届け出る必要性が出てくる形となり得まして、それをせずにお客様にお出しをすると、「薬機法」に抵触する可能性が高くなります。
 
上記の理由から、従前より利用規約や「コンプライアンス遵守に向けて」タブで記載しております通り、Scentlyでは「完全なフルオーダーメイド」ではなく、予め当社が独自開発し厳選したフレグランスの中から、頂いたオーダーシートを熟読し最適なものを提供する形としておりますが、数千種類のマテリアルライブラリーを持つ大手香料メーカーや、香りの専門知識が深い調香師と深く連携し、推し香水の醍醐味である「推しにぴったり」を提供する仕組みを整えています。
 
なお、「オーダーメイド」を謳う企業様が他にいらっしゃることは認識しておりますが、Scentlyとしては上記薬機法を遵守することを大切に運営している旨、ご理解頂けますと幸いです。

 

3. 商標法を遵守するために、「ブランド香水の小分け」ではなく「自社香水」です

ブランド香水を小分けにしてご提供する等のサービスとした場合、ブランド名や香水名等の商標をサービスにて利用する形となり、「商標法」に抵触する可能性が高くなります。それゆえ、Scentlyにおいては弊社、大手香料会社、調香師、協力メーカーが連携し、自社および協力メーカーで企画・製造した香水のみお取り扱いしています。

なお、ブランド香水の小分けを取り扱う企業様が他にいらっしゃることは弊社も認識しておりますが、Scentlyにおいては、商標法および各ブランドの権利に配慮し、このような形でサービス運営を行っている旨、ご理解頂けますと幸いです。

 

【終わりに】

魔法のような香り体験を、もっと安心して楽しめるように。

Scentlyユーザーの皆様が作ってこられた「推し香水」という素晴らしい文化を、もっと安心して楽しめて、もっと魅力あふれるものになるよう、全力で貢献していきたいと考えています。

これからも香料会社や調香師といった多くのパートナーとともに、様々なルールを守りながら、真摯にお客様に向き合いサービスをお届けしていきます。

そして、お客様とともに推し香水の文化を安心して楽しめる世界を作っていきたいと考えています。

引き続きScentlyをご愛顧頂けますと幸いです。